ACp(工程能力指数)
Cpは規格の幅(SU−SL)を工程のばらつき6s(±3s)で割った指数で、分布の中心が規格の中央にあるという前提のもと、ばらつきが規格幅に対してどれだけ小さいかだけを表します。中心がずれても値は変わらないため、単独で用いると実力を過大評価しかねません。ここでのsは、管理図の群内変動(R̄/d2 や s̄/c4)から推定するのが本来の姿で、偶然原因だけで決まる短期の潜在能力を表します。これに対し全データをまとめた全体の標準偏差で計算した指数はPpと呼ばれ、群間の時間的な変動まで含んだ長期の実績を表します。またCpは標本から求めた推定値にすぎず、nが小さいほどカイ二乗分布に基づく信頼区間は広くなるため、少数データの値をそのまま工程の実力と断定しないよう注意します。
計算式は (SU−SL)/(6s)
かたよりは反映せず、ばらつきだけをみる
群内変動から求めれば短期、全体のばらつきならPp
nが小さいほど推定値の信頼区間は広い