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現場と仕事の基本

報告と連絡と相談の違い

報告・連絡・相談は、頭文字をとって「ほうれんそう」と呼ばれる、仕事を円滑に進める基本です。3つは似ているようで役割がちがい、経過や結果を上司へ伝えるのが報告、必要な情報を関係者へ知らせるのが連絡、迷ったときに助言を求めるのが相談です。それぞれの場面を押さえましょう。

比較表で見る違い

観点報告連絡相談
意味仕事の経過や結果を上司に伝える必要な情報や事実を関係者に知らせて共有する迷ったときに意見や助言を求める
向き部下から上司へ(下から上)関係者どうし(方向を問わない)部下から上司や先輩へ
タイミング仕事の途中経過や終わったとき知らせるべき事実が生じたとき判断に迷ったとき・困ったとき
目的進み具合や結果を知ってもらう情報を共有してズレや行きちがいを防ぐよりよい判断や解決の助けを得る

それぞれの詳しい解説

A報告

報告とは、指示や仕事を任された人が、その途中経過や結果を上司や依頼した人に伝えることです。向きは部下から上司への「下から上」が基本で、良い知らせだけでなく、うまくいかなかったことやミスも早めに伝えることが大切です。報告があることで、上司は仕事の進み具合を把握し、必要な手を打てます。

  • 経過や結果を上司に伝える

  • 向きは部下から上司へ

  • 悪い知らせほど早めに伝える

B連絡

連絡とは、仕事に必要な情報や事実を、関係する人たちに知らせて共有することです。上司・同僚・他部署など、向きは問いません。自分の意見や判断は入れず、事実をそのまま正確に伝えるのがポイントです。連絡がきちんとされることで、関係者の間で行きちがいやムダが起きにくくなります。

  • 必要な情報を関係者に知らせる

  • 向きは問わない(横も上下も)

  • 意見は入れず事実を正確に伝える

C相談

相談とは、判断に迷ったときや困ったときに、上司や先輩に事情を話して意見や助言をもらうことです。一人で抱え込んで間違った判断をする前に、早めに相談することで、より良い解決につながります。分からないことを相談するのは決して悪いことではなく、仕事を確実に進めるための大切な行動です。

  • 迷ったとき意見や助言を求める

  • 一人で抱え込まず早めに相談する

  • よりよい判断や解決につながる

試験対策のポイント

経過や結果を上司へ伝えるのが報告、事実を関係者へ知らせるのが連絡、迷ったとき助言を求めるのが相談。頭文字で「ほうれんそう」と覚えましょう。

理解度チェック(3問)

Q1. 「連絡」の説明として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1仕事の経過や結果を上司だけに伝えること
  2. 2必要な情報や事実を関係者に知らせて共有すること
  3. 3迷ったときに上司へ助言を求めること
  4. 4製品の不良を検査で見つけること
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正解:2. 必要な情報や事実を関係者に知らせて共有すること

連絡は、必要な情報や事実を関係者に知らせて共有することです。経過や結果を上司に伝えるのは報告、助言を求めるのは相談であり、検査は報連相とは別の活動です。

Q2. 仕事でミスをしてしまったときの行動として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1ミスはできるだけ早く上司に報告する
  2. 2ミスは自分だけの秘密にして誰にも言わない
  3. 3だれかが気づくまで黙って待つ
  4. 4報告すると叱られるので、うまくいったことにする
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正解:1. ミスはできるだけ早く上司に報告する

ミスや悪い知らせほど、早く上司に報告することが大切です。早めに伝えれば手を打てます。隠したり、うまくいったことにしたりすると、被害が大きくなってしまいます。

Q3. 判断に迷って一人では決められないときにとる行動として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1迷っても誰にも言わず、自分だけで勝手に決めてしまう
  2. 2面倒なので判断を後回しにし、そのまま忘れる
  3. 3上司や先輩に相談して、意見や助言をもらう
  4. 4とりあえず思いついた方を選び、報告もしない
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正解:3. 上司や先輩に相談して、意見や助言をもらう

判断に迷ったときは、一人で抱え込まず、上司や先輩に相談して意見や助言をもらうのが適切です。勝手に決めたり後回しにしたりすると、間違った判断につながる恐れがあります。

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