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現場と仕事の基本

標準と規格の違い

標準と規格はよく似た言葉ですが、大きさがちがいます。関係者で決めた取り決めやよりどころ全般が標準で、そのうち主に品物や品質・寸法などの基準を定めたものが規格です。規格は標準の一部で、JISやISOが代表例です。二つの関係を押さえましょう。

比較表で見る違い

観点標準規格
意味関係者が決めた取り決め・よりどころ全般標準のうち品物・品質・寸法などを定めたもの
範囲広い(作業のやり方なども含む)標準の一部(主に品物や品質の基準)
身近な例作業標準書・社内の取り決めJIS・ISO・寸法の基準
関係大きなくくり標準に含まれる

それぞれの詳しい解説

A標準

標準とは、仕事や品物について関係者で取り決めた、よりどころとなる約束事全般のことです。たとえば作業のやり方を決めた作業標準書や、社内で決めたさまざまなルールも標準に含まれます。みんなが同じやり方・同じ基準でそろえて仕事ができるように定めるもので、規格よりも広い意味を持ちます。

  • 関係者で決めた取り決め全般

  • 作業のやり方なども含む広い言葉

  • みんなでそろえるためのよりどころ

B規格

規格とは、標準のうち、主に品物やその品質・寸法・材料・試験のやり方などについて定めたものをいいます。国が定めるJIS(日本産業規格)や、世界共通のISO(国際規格)が代表例です。規格は標準の中に含まれる一部で、とくに品物や品質の基準を決めたもの、とイメージすると分かりやすいです。

  • 標準のうち品物や品質の基準を定めたもの

  • JIS(日本産業規格)やISO(国際規格)が例

  • 標準に含まれる一部

試験対策のポイント

取り決め全般が標準、その中で品物や品質の基準を定めたものが規格(JIS・ISOなど)。規格は標準の一部と覚えましょう。

理解度チェック(3問)

Q1. 「規格」の説明として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1その日の気分で自由に決めてよい目安のこと
  2. 2標準のうち品物や品質・寸法などの基準を定めたもの
  3. 3会社の休憩時間のこと
  4. 4製品を運ぶトラックのこと
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正解:2. 標準のうち品物や品質・寸法などの基準を定めたもの

規格は、標準のうち品物や品質・寸法・材料・試験方法などの基準を定めたものです。JISやISOが代表例です。気分で決める目安や休憩時間、トラックは規格の意味とは関係ありません。

Q2. 標準と規格の関係として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1規格は標準に含まれる一部である
  2. 2標準は規格に含まれる一部である
  3. 3標準と規格はまったく関係のない別々の言葉である
  4. 4規格のほうが標準よりずっと広い意味である
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正解:1. 規格は標準に含まれる一部である

取り決め全般が標準で、そのうち品物や品質の基準を定めたものが規格です。したがって規格は標準に含まれる一部にあたります。標準のほうが広い言葉です。

Q3. 日本の国家規格の略称として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1PDCA
  2. 2VOC
  3. 3JIS
  4. 45S
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正解:3. JIS

JIS(日本産業規格)は、日本の国家規格の略称です。PDCAは仕事のサイクル、VOCはお客様の声、5Sは職場環境の活動で、いずれも国家規格の名前ではありません。

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