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現場と仕事の基本

整理と整頓の違い

整理と整頓は、職場をきれいで働きやすくする活動「5S」の最初の2つです。似た言葉ですが役割はちがい、いる物といらない物を分けて捨てるのが整理、残った必要な物を使いやすく並べるのが整頓です。まず整理、次に整頓という順番も大切です。

比較表で見る違い

観点整理整頓
やること要る物と要らない物を分けて要らない物を捨てる要る物を決めた場所に置き取り出しやすくする
キーワード捨てる・減らす並べる・置き場を決める
順番先に行う整理のあとに行う
ねらいムダな物をなくす探すムダをなくす

それぞれの詳しい解説

A整理

整理とは、要る物と要らない物をはっきり分けて、要らない物を思い切って捨てる(処分する)ことです。まず不要な物を減らすことで、置き場所に余裕ができ、必要な物が見つけやすくなります。5Sではいちばん最初に行う活動で、「減らす・捨てる」がキーワードです。

  • 要る物と要らない物を分ける

  • 要らない物を捨てて減らす

  • 5Sの最初に行う(先)

B整頓

整頓とは、整理で残した必要な物を、使いやすいように決めた場所に置き、すぐ取り出せるようにすることです。「どこに何があるか」を決めて並べることで、物を探すムダな時間がなくなります。整理で減らしたあとに行うのがポイントで、「並べる・置き場を決める」がキーワードです。

  • 必要な物を決めた場所に置く

  • すぐ取り出せるように並べる

  • 整理のあとに行う(後)

試験対策のポイント

いらない物を捨てるのが整理、いる物を使いやすく並べるのが整頓。「捨ててから並べる」の順番で覚えましょう。

理解度チェック(3問)

Q1. 5Sでいう「整理」の説明として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1要る物と要らない物を分けて、要らない物を捨てること
  2. 2必要な物を決めた場所に並べること
  3. 3床や機械をきれいにみがくこと
  4. 4あいさつをきちんとすること
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正解:1. 要る物と要らない物を分けて、要らない物を捨てること

整理は、要る物と要らない物を分けて、要らない物を捨てることです。必要な物を並べるのは整頓、みがくのは清掃であり、あいさつは整理とは関係ありません。

Q2. 整理と整頓を行う順番として、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1どちらを先にしても結果は変わらない
  2. 2整頓を先に行い、そのあとで整理する
  3. 3まず整理して要らない物を減らし、そのあとで整頓する
  4. 4整理と整頓は同時にしかできない
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正解:3. まず整理して要らない物を減らし、そのあとで整頓する

まず整理で要らない物を減らしてから、残った物を整頓で並べるのが効率的な順番です。要らない物が多いまま並べても手間が増えるため、順番には意味があります。

Q3. 「整頓」のねらいとして、もっとも適切なものはどれか。

  1. 1要らない物をできるだけ増やすこと
  2. 2必要な物を使いやすくし、探すムダをなくすこと
  3. 3物をすべて捨ててしまうこと
  4. 4仕事の量を増やすこと
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正解:2. 必要な物を使いやすくし、探すムダをなくすこと

整頓のねらいは、必要な物を決めた場所に置いて使いやすくし、物を探すムダな時間をなくすことです。物を増やす・すべて捨てる・仕事を増やすことは整頓のねらいではありません。

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