A全数検査
全数検査とは、検査の対象となる品物を一つ残らず、すべて調べる方法です。すべてを確認するので、不良を見つけやすいのが長所ですが、数が多いと時間も費用も大きくかかります。壊れると命に関わるような重要な部品や、数が少なく検査が簡単なものなど、絶対に不良を通したくない場面に向いています。
すべての品物を調べる
原則すべて確認できるが手間は大きい
重大な不良が許されない場面に向く
検査には、対象をすべて調べる全数検査と、一部だけを抜き出して調べる抜取検査があります。全数検査は一つ残らず調べる方法、抜取検査はまとまり(ロット)から一部を抜き取って調べ、その結果で全体の合否を判断する方法です。手間や向く場面がちがいます。
| 観点 | 全数検査 | 抜取検査 |
|---|---|---|
| 調べる範囲 | すべての品物を調べる | 一部(サンプル)だけを調べる |
| 手間・費用 | 多くかかる | 少なくてすむ |
| 見逃しの可能性 | 原則としてすべて確認できる | 一部しか見ないので見逃す可能性が残る |
| 向く場面 | 数が少ない・重大な不良は許されない | 数が多い・壊す検査・費用を抑えたい |
全数検査とは、検査の対象となる品物を一つ残らず、すべて調べる方法です。すべてを確認するので、不良を見つけやすいのが長所ですが、数が多いと時間も費用も大きくかかります。壊れると命に関わるような重要な部品や、数が少なく検査が簡単なものなど、絶対に不良を通したくない場面に向いています。
すべての品物を調べる
原則すべて確認できるが手間は大きい
重大な不良が許されない場面に向く
抜取検査とは、品物のまとまり(ロット)の中から一部を抜き取って調べ、その結果からロット全体が合格か不合格かを判断する方法です。全部を調べないので、手間や費用が少なくてすみます。数がとても多いときや、調べると製品を壊してしまう検査(破壊検査)のときに向いていますが、一部しか見ないため見逃しの可能性が残ります。
一部(サンプル)を抜き取って調べる
手間や費用が少なくてすむ
数が多いときや壊す検査に向く
すべて調べるのが全数検査、一部を抜いて全体を判断するのが抜取検査。壊す検査や大量の品物には抜取検査が向きます。
Q1. 「全数検査」の説明として、もっとも適切なものはどれか。
正解:1. 対象となる品物を一つ残らずすべて調べる検査
全数検査は、対象の品物をすべて調べる検査です。一部を抜き取るのは抜取検査であり、検査をしない・お客様任せにすることは全数検査の説明ではありません。
Q2. 抜取検査が向いている場面として、もっとも適切なものはどれか。
正解:3. 品物の数が非常に多く、調べると壊してしまう検査の場合
抜取検査は、数が非常に多いときや、調べると製品を壊してしまう破壊検査のときに向いています。数が少ないときや、不良が一つも許されない場合は全数検査が向きます。
Q3. 全数検査と抜取検査のちがいの説明として、もっとも適切なものはどれか。
正解:4. 全数検査はすべて調べ、抜取検査は一部を調べて全体を判断する
全数検査はすべての品物を調べ、抜取検査は一部を調べてロット全体の合否を判断します。範囲の説明が逆の選択肢や、同じ方法・費用が必ず高いとする説明は誤りです。