問題
選択肢
- 1D÷(r−g)
- 2D÷r
- 3D×r
- 4D×(r−g)
正解
1. D÷(r−g)
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解説
配当割引モデル(DDM)は、株式の価値を「これから受け取れる配当を全部現在価値に割り引いて足したもの」と考える方法です。株を持つメリットは結局のところ配当という現金を受け取れることなので、その将来のもらえる現金を今の価値に直して合計したのが株価の理論値だ、という発想ですね。 そのうち、配当が毎年一定の率gでずっと成長していくと仮定したのがゴードン成長モデルで、株式価値=来期の予想配当D÷(株主資本コストr−配当成長率g)で計算します。たとえば来期配当が100円、株主が求める収益率rが8%、配当成長率gが3%なら、株価=100÷(0.08−0.03)=100÷0.05=2,000円となります。分母が(r−g)と小さくなるほど、つまり成長率が高いほど株価は高く評価されるわけです。 間違えやすいのは分母です。成長を考えないゼロ成長モデルならD÷rですが、成長があるならgを引かなければいけません。逆にr−gがマイナスになる(成長率が株主資本コストを上回る)と計算が破綻するので、g<rが前提になります。D×rやD×(r−g)は割り引き(割り算)になっていない時点で誤りで、現在価値の考え方そのものから外れています。
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