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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第202問

問題

NPV(正味現在価値)がゼロとなる割引率を何というか?

選択肢

  1. 1IRR(内部収益率)
  2. 2WACC
  3. 3ROI
  4. 4ROIC

正解

1. IRR(内部収益率)

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解説

IRR(内部収益率)とは、その投資から生まれる将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いたとき、ちょうどNPV(正味現在価値)がゼロになるような割引率のことです。言い換えると「この投資が実質的に何%で回っているか」を表す利回りで、投資そのものが持つ収益率だと考えるとイメージしやすいです。 判断の仕方はシンプルで、IRRが資金調達コストであるWACC(資本コスト)を上回っていれば、調達コスト以上に稼げているので投資は価値を生むと判断します。たとえばIRRが12%でWACCが8%なら、8%で集めたお金を12%で運用できる計算なので採用、という具合です。NPV法と並ぶ代表的な投資評価指標で、両者は表裏一体の関係にあります。 似た用語と混同しないようにしましょう。WACCはあくまで資金を集めるコスト(ハードルレート)であってNPVをゼロにする率ではありません。ROIは投下資本に対する利益の割合、ROICは投下資本利益率で、いずれも時間価値(割引)を考えない指標なのでIRRとは別物です。なおIRRはキャッシュフローの符号が複数回変わると解が複数出ることがあり、その場合はNPV法の方が信頼できる、という弱点も押さえておくと得点源になります。

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