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中小企業経営・政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第219問

問題

中小企業の「BCP(事業継続計画)」で策定すべき内容に含まれるものはどれか?

選択肢

  1. 1優先的に復旧すべき中核事業の特定
  2. 2全事業の同時復旧計画
  3. 3新規事業の立案
  4. 4人員削減計画

正解

1. 優先的に復旧すべき中核事業の特定

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解説

BCP(事業継続計画)で策定すべき内容の中核は、優先的に復旧すべき『中核事業』を特定しておくことです。BCPとは、地震や台風、感染症、システム障害といった緊急事態に直面しても、重要な事業をできるだけ止めず、止まっても早期に復旧させるために、平時のうちに方針・体制・手順を定めておく計画のことです。緊急時には人もお金も設備も限られます。すべての事業を一度に元どおりにするのは現実的でないため、『まずどの事業を守り、立て直すか』という優先順位をあらかじめ決めておくことが命綱になります。たとえば製造業なら、主力製品の生産ラインを最優先で復旧させ、利益や信用への影響が小さい部門は後回しにする、といった判断を事前に整理しておくわけです。ここで誤りやすいのが選択肢です。『全事業の同時復旧』は限られた経営資源では困難で、BCPの考え方とは逆です。また、BCPは緊急時に事業を守るための備えであって、新規事業の立案や人員削減計画を目的とするものではありません。『中核事業を見極め、継続・早期復旧の手立てを事前に決めておく計画』がBCPの本質だと押さえてください。

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