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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第225問

問題

産業構造の変化により特定の技能を持つ労働者の需要が減少して生じる失業を何というか?

選択肢

  1. 1構造的失業
  2. 2摩擦的失業
  3. 3循環的失業
  4. 4季節的失業

正解

1. 構造的失業

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解説

産業構造の変化によって、ある技能を持つ労働者の需要そのものが減ってしまい、職にあぶれる失業を構造的失業といいます。景気の良し悪しとは別に、経済の「中身」が変わったことで生じる、根の深い失業です。 具体例で。技術革新でその仕事が機械やソフトに置き換わったり、ある産業が衰退して工場が次々閉鎖されたりすると、そこで働いていた人の技能が新しい時代に合わなくなります。求人自体は別の分野(IT、介護など)にあるのに、求職者の持つスキルや勤務地と求人が噛み合わない「ミスマッチ」が起きるのが特徴です。だから景気を刺激してもなかなか減らず、解決には職業訓練や再教育(リスキリング)、労働移動の支援といった、人のスキルを需要側に合わせる対策が必要になります。 似た失業との区別が頻出です。摩擦的失業は転職や就職活動の過程で一時的に生じる失業で、より良い職を探すための短期的なもの。循環的失業(需要不足失業)は不況で全体の需要が落ち込んで生じる失業で、景気回復で解消します。季節的失業は農業や観光など季節要因によるもの。『産業構造の変化+技能のミスマッチ』という根本原因に当てはまるのが構造的失業です。

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