問題
選択肢
- 1独占的競争
- 2完全競争
- 3寡占
- 4独占
正解
1. 独占的競争
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
たくさんの企業がいて競争はしているけれど、それぞれが少しずつ違う商品(差別化された財)を売っている市場、これが独占的競争です。「競争は激しいのに、自分の商品にはちょっとした独自性(ミニ独占の力)がある」という、独占と完全競争の中間的な性質を併せ持つのが名前の由来です。 身近な例で考えましょう。レストラン、美容室、カフェ、アパレルブランドなどがそうです。お店の数はとても多く参入も比較的自由ですが、味や立地、雰囲気、ブランドイメージで差別化されているので、各店は多少の値段設定の自由(右下がりの需要曲線)を持ちます。ただし完全に独占できるわけではなく、似た代替店がたくさんあるので、長期的には新規参入で超過利潤が消え、需要曲線が平均費用曲線に接する(儲けゼロ)状態に落ち着きます。 他の市場構造との違いを整理しましょう。完全競争は無数の企業が「全く同じ(同質の)」商品を売る市場で差別化がない点が決定的に異なります。寡占は少数(数社)の企業が市場を握る構造、独占は1社だけ。『多数の企業が差別化された財を売る』という組み合わせに当てはまるのは独占的競争だけです。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート