問題
選択肢
- 1古典派
- 2ケインズ派
- 3マネタリスト
- 4制度学派
正解
1. 古典派
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解説
総供給曲線(AS曲線)が垂直になる、つまり物価がどう動こうと産出量は一定だと考えるのは古典派の立場です。古典派は「賃金も価格も完全に伸縮的(自由に動く)」と仮定するため、経済は短期・長期を問わず常に完全雇用の状態(潜在GDP)に落ち着き、その水準でAS曲線が垂直に立つと考えます。 なぜ垂直になるのか、理屈を追いましょう。もし物価が上がっても、賃金もすぐ同じだけ上がるので、企業にとっての実質的な人件費は変わりません。だから「物価が上がったから増産しよう」という動機が生まれず、生産量は技術と資源で決まる完全雇用水準に固定されます。この世界では、総需要を刺激する政策(財政・金融政策)を打っても、産出量は増えず物価だけが上がる——つまり需要政策は無効で物価を動かすだけ、というのが古典派の重要な結論(貨幣の中立性に通じる考え)です。 他の学派との違いを押さえましょう。ケインズ派は「賃金や価格は短期的には硬直的(すぐには下がらない)」と考えるため、不況時のAS曲線は水平に近く、総需要を増やせば産出量と雇用が増える=財政・金融政策が有効だと主張します。マネタリストは、期待が誤っている短期にはAS曲線が右上がりになるが、長期には自然失業率(自然産出量)の水準で垂直になると考える立場で、「短期から垂直」ではない点が古典派と異なります。制度学派は制度や慣行を重視する立場です。『短期から垂直=賃金・価格が完全に伸縮的』なのは古典派だと整理してください。
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