問題
選択肢
- 1割引発行
- 2プレミアム発行
- 3額面発行
- 4時価発行
正解
1. 割引発行
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解説
割引発行とは、社債を額面金額よりも低い価格で発行することをいいます。たとえば額面100円の社債を、あえて98円や95円で売り出すケースです。投資家は安く買えるぶん、満期に額面で償還されると差額が利益になるので、その差額が実質的な利息の上乗せの役割を果たします。 なぜ額面より安く発行するかというと、その社債に付いている表面利率(クーポン)が、市場が求める利回りより低いときなどに、価格を下げることで投資家にとっての実質利回りを調整するためです。発行価格と額面金額の差額は、償却原価法により、社債が満期になるまでの存続期間にわたって利息法などで少しずつ社債の帳簿価額に加算し、社債利息として認識していきます(かつての「社債発行差金」という繰延資産の勘定は廃止されています)。これによって、表面上の利息だけでなく、割引発行による実質的な利息負担も期間に応じて費用化されるわけです。 他の発行形態と区別しましょう。額面発行(平価発行)は額面金額ちょうどで発行すること。プレミアム発行(打歩発行)は逆に額面より高い価格で発行することで、表面利率が市場の利回りより高い場合などに起こります。時価発行は株式でよく使われる、その時の市場価格で発行する考え方です。『額面より安い=割引発行、差額は満期まで償却』と押さえておきましょう。
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