問題
選択肢
- 1時価評価(評価差額はP/L)
- 2時価評価(評価差額はB/S純資産)
- 3取得原価
- 4償却原価法
正解
1. 時価評価(評価差額はP/L)
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解説
売買目的有価証券とは、短期的に売買して値上がり益を狙うために保有する株式や債券のことです。この有価証券は期末に時価で評価し、取得原価との差額(評価差額)は当期の損益として損益計算書(P/L)に計上します。つまり含み益が出ていれば評価益、含み損なら評価損として、その期のもうけや損に反映させます。 なぜ評価差額を損益にするかというと、売買目的なのですぐにでも売って現金化できる前提だからです。いつでも時価で売れる状態にあるなら、期末時点の値上がり・値下がりは、もう実現したのとほぼ同じ経済的な成果とみなせます。だから時価評価して、その差額を当期の業績としてP/Lにストレートに反映させるのが合理的なのです。たとえば100で買った株が期末に120になっていれば、差額20を有価証券評価益として当期の利益に計上します。 他の保有区分と区別しましょう。同じ時価評価でも、その他有価証券は評価差額をP/Lではなく貸借対照表の純資産に直接計上するのが原則です(売る予定がすぐにはないため。部分純資産直入法では評価損だけを当期の損失にします)。満期保有目的の債券は時価評価せず償却原価法、子会社・関連会社株式は取得原価で評価します。『売買目的=時価評価+差額はP/L』『その他=時価評価+差額は純資産』という対比が頻出なので、しっかり区別して覚えましょう。
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