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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第296問

問題

需要の超過により物価が上昇するインフレを何というか?

選択肢

  1. 1ディマンドプル・インフレ
  2. 2コストプッシュ・インフレ
  3. 3輸入インフレ
  4. 4構造インフレ

正解

1. ディマンドプル・インフレ

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解説

好景気などで世の中全体の需要(総需要)が、供給できる量を上回ってしまうことで起きるインフレを「ディマンドプル・インフレ」といいます。文字どおり、需要(ディマンド)が物価を引っ張り上げる(プル)タイプです。 イメージはこう。みんなの所得が増えて消費や投資が活発になり、「買いたい人」が「作れる量」を超えて殺到すると、モノが取り合いになって値段が上がっていきます。商品が品薄になれば、売り手はより高い値段でも売れるため、価格が押し上げられるわけです。グラフで言えば、需要の増加は総需要(AD)曲線を右へシフトさせ、その結果、物価が上昇すると同時に生産量(産出)も増えます。だから「景気が良くて物価も上がる」好況型のインフレと整理できます。 対になるのがコストプッシュ・インフレ——原油高や賃金上昇など供給側のコスト上昇が原因で起きるインフレで、こちらは総供給(AS)曲線の左シフトとして表され、物価は上がるのに生産量は減る(不況下のインフレ=スタグフレーションを招きやすい)。「需要が増えてAD右シフト=ディマンドプル(生産増・好況型)」「コストが上がってAS左シフト=コストプッシュ(生産減・不況型)」と必ず対で覚えましょう。選択肢の輸入インフレや構造インフレもコスト要因に近い供給側の話で、需要超過が原因のディマンドプルとは区別します。

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