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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第297問

問題

所得が増加したとき、予算制約線はどのように変化するか?

選択肢

  1. 1平行に右上にシフト
  2. 2傾きが急になる
  3. 3傾きが緩やかになる
  4. 4原点方向に回転

正解

1. 平行に右上にシフト

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解説

予算制約線とは、決まった所得で買える財の組み合わせの限界を示す線のこと。所得が増えると、この線は傾きを保ったまま平行に右上へシフトします。買える範囲(予算で届く三角形の領域)が外側に広がるイメージです。 なぜ傾きは変わらず、平行移動になるのか。予算制約線の傾きは2つの財の価格比(たとえばX財の価格÷Y財の価格)で決まります。所得が増えても、それぞれの財の値段が変わらなければ価格比は同じまま。だから線の角度(傾き)は不変で、ただ全体が外側へ押し出されるだけ。お小遣いが増えても、リンゴとミカンの値段の比率が同じなら、「リンゴ1個我慢すればミカン何個買えるか」という交換条件は変わらず、ただ両方ともたくさん買えるようになる、という感覚です。 区別すべきパターンを押さえましょう。傾きが変わる(急になる・緩やかになる)のは、所得ではなくどちらかの財の価格が変わったとき。たとえばX財だけ値上がりすれば、X軸方向の買える量が減って線が内側に回転し、傾きが変わります。所得が減ったときは逆に、傾きを保ったまま平行に左下(原点方向)へシフトし、買える範囲が狭まります。「所得の変化=平行シフト(傾き不変)」「価格の変化=回転(傾き変化)」と対で覚えるのが鉄則です。

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