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経営法務難易度:

中小企業診断士 一問一答経営法務 第326問

問題

即時取得(善意取得)が成立するための要件に含まれないものはどれか?

選択肢

  1. 1登記を具備していること
  2. 2動産の取引であること
  3. 3善意・無過失であること
  4. 4平穏・公然に占有を取得したこと

正解

1. 登記を具備していること

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解説

即時取得(善意取得)は、本当は無権利の相手から動産を買ってしまった人でも、一定の条件を満たせばその物の所有権を取得できる、という取引の安全を守る制度です。要件は、対象が動産であること、取引によって占有を得たこと、平穏かつ公然と占有を始めたこと、そして相手に権利があると信じ(善意)信じたことに落ち度がない(無過失)こと、です。たとえば持ち主から預かっただけの人を本当の所有者だと過失なく信じて中古品を買えば、買主はその所有権を得られます。 この設問は『要件に含まれないもの』を選ぶ形です。登記を備えていることは即時取得の要件ではありません。そもそも即時取得は動産だけの制度で、登記が問題になる不動産には適用されないからです。登記はあくまで不動産の対抗要件であって、ここでは無関係。残る『動産の取引』『善意・無過失』『平穏・公然の占有取得』はいずれも要件に含まれるので、消去法でも登記が答えだと導けます。『即時取得は動産限定、不動産には及ばない』が決め手です。

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