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経営法務難易度: 標準2021年度

中小企業診断士 過去問経営法務 第19問

問題

X株式会社の代表取締役甲氏と中小企業診断士の会話。外国のY社との貿易契約案にある支払条項について検討している。 契約条項:PAYMENT — Y shall pay the Price to X by way of A to the bank account designated by X within thirty days after the delivery of the Products to Y under this Agreement. (設問1)会話中の空欄BとCに入る語句と記述の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。 B:契約条項Aに対応する代金支払方法の語句 C:その支払方法の一般的問題点

選択肢

  1. 1B:送金 C:物品の引渡しと代金の支払いの同時履行を実現することが困難である
  2. 2B:送金 C:物品の引渡しと代金の支払いの同時履行を実現することはできるが、売主にとっては、買主が支払わないというリスクを避けられない
  3. 3B:荷為替手形 C:物品の引渡しと代金の支払いの同時履行を実現することが困難である
  4. 4B:荷為替手形 C:物品の引渡しと代金の支払いの同時履行を実現することはできるが、売主にとっては、買主が支払わないというリスクを避けられない

正解

1. B:送金 C:物品の引渡しと代金の支払いの同時履行を実現することが困難である

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解説

契約条項では「Y shall pay the Price to X by way of [A] to the bank account designated by X within thirty days after the delivery」とあり、買主Yが売主Xの指定銀行口座に商品引渡し後30日以内に支払うとされている。これは銀行口座への振込みによる「送金(telegraphic transfer等)」の決済方法を示す(B:送金)。送金決済では物品の引渡しが先行し、代金は後日支払われるため、引渡しと支払いの同時履行を実現できず、買主の信用リスクを売主が負う問題がある(C:同時履行を実現することが困難)。これに対し荷為替手形・信用状取引は同時履行に近い決済を実現する。よってアが適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和3年度 中小企業診断士1次試験 経営法務 第17問 設問1)

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