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中小企業経営・政策難易度: 標準

中小企業診断士 一問一答|中小企業経営・政策 第325問

問題

中小企業の「経営デザインシート」とは何か?

選択肢

  1. 1自社の将来構想を描くためのフレームワーク
  2. 2会計帳簿の書式
  3. 3補助金申請書の様式
  4. 4事業報告書のテンプレート

正解

1. 自社の将来構想を描くためのフレームワーク

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解説

経営デザインシートは、企業が自社の将来構想を描くためのフレームワークで、内閣府の知的財産戦略本部が普及を進めているものです。特徴は、会社の歩みと未来を「これまで」「これから」、そして両者をつなぐ「移行」という時間軸で整理し、特許やブランド、ノウハウといった知的財産や無形の強みをどう活かして価値を生み出していくかを構想する点にあります。今の延長で考えるのではなく、まず目指したい未来の姿を描き、そこから逆算して今何をすべきかを設計する、いわば未来から現在を見通す経営の設計図といえます。たとえば、自社の技術という強みを起点に「将来どんな価値を顧客に提供する会社になりたいか」を描き、そこへ至る道筋を一枚のシートに可視化するわけです。ここで取り違えやすいのは、これを実務上の定型書類と混同することです。経営デザインシートは会計帳簿の書式でも、特定の補助金申請書の様式でも、決まった事業報告書のテンプレートでもありません。あくまで自社の将来像と価値創造のあり方を構想するための思考の枠組みである、と理解しておきましょう。

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