問題
選択肢
- 13σ(シグマ)
- 21σ
- 32σ
- 46σ
正解
1. 3σ(シグマ)
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解説
管理図の管理限界線は、通常データの平均値からプラスマイナス3σ(シグマ=標準偏差の3倍)の範囲に引きます。σはデータのばらつきの大きさを表す物差しで、±3σの幅をとると、工程が正常なら全データの約99.73%がこの内側に収まる、という統計の性質を使っています。趣旨は「めったに起きない外れ方をしたら異常とみなす」という線引きをすることです。 たとえば、ある部品の寸法を毎時間測ってグラフに打点していくとします。平均から±3σの帯の中で点が揺れている限りは「いつものばらつき」(偶然原因)であり、放っておいてよい状態。ところが点がこの帯を飛び出したら、機械の刃が摩耗した、材料ロットが変わった、といった見逃せない原因(異常原因・特殊原因)が潜んでいるサインなので、ラインを止めて調べます。火災報知器のしきい値のような役割です。 ここで2σや1σにすると帯が狭すぎて、正常なばらつきにまで頻繁に警報が鳴ってしまい現場が混乱します。逆に6σでは広すぎて本物の異常を見逃します。±3σは「正常を異常と誤らず、異常はちゃんと拾う」バランス点として定着した基準だ、と理解しておきましょう。
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