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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第390問

問題

IS-LM分析において、貨幣供給量の増加はLM曲線をどのようにシフトさせるか?

選択肢

  1. 1右(下)にシフト
  2. 2左(上)にシフト
  3. 3シフトしない
  4. 4回転する

正解

1. 右(下)にシフト

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解説

IS-LM分析では、中央銀行が貨幣供給量(マネーサプライ)を増やす金融緩和を行うと、LM曲線は『右(下方)にシフト』します。これが金融政策の図上での表現です。 LM曲線は、貨幣市場が均衡する(貨幣の需要と供給が一致する)所得と利子率の組み合わせを描いた線です。ここで貨幣の供給が増えるとどうなるか。お金が市場にだぶつくので、それを誰かに保有してもらうには利子率(お金を持つ機会費用)が下がる必要があります。つまり、同じ所得水準のもとでも均衡する利子率が低くなる。グラフ上では各所得に対応する利子率が下がるので、LM曲線は下方(=右方)へずれるのです。 この結果、IS曲線との交点(財市場と貨幣市場が同時に均衡する点)は利子率が下がり所得が増える方向に動き、金融緩和が景気を刺激することが図で確認できます。逆に金融引き締め(貨幣供給を減らす)ならLM曲線は左(上)にシフトします。なお財政政策はIS曲線を動かす(政府支出増でIS右シフト)点と対で覚えると、どの政策がどちらの曲線を動かすかを取り違えません。曲線は平行移動(シフト)するのであって、傾きが変わる“回転”ではない点も基本です。

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