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企業経営理論難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第5問

問題

製品のモジュール化や開発競争をめぐる問題点や戦略的な適応に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1安価な部品やデバイス等を提供する中間財市場が成立するにつれて、製品のモジュール化が進んで、差別化による競争が激化することになる。
  2. 2エレクトロニクス業界では、製品のコモディティ化を抑制する方法として、標準部材市場の成立を遅延させるために製品開発のスピードアップが試みられている。
  3. 3オープンな特許政策や自社部品の過剰な社外販売を展開すると、自社規格のデファクト・スタンダード化が起こりうるが、その反面で参入した他社との間で製品の価格競争が発生して、製品が一挙にコモディティ化する可能性が高まる。
  4. 4技術の高度化につれて、商品の機能が向上するが、競争激化とともに顧客の支払う対価が低下し、商品ニーズの頭打ちとともに、商品価格の下落がみられるようになる。

正解

1. 安価な部品やデバイス等を提供する中間財市場が成立するにつれて、製品のモジュール化が進んで、差別化による競争が激化することになる。

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解説

安価な部品やデバイスの中間財市場が成立しモジュール化が進むと、各社が同じ部材を組み合わせて製品を作れるようになるため製品は同質化・コモディティ化し、差別化はむしろ困難になる。アは「差別化による競争が激化する」とする点が実態と逆であり最も不適切。イは標準部材市場の成立を遅らせる開発スピードアップ、ウはオープン化に伴う価格競争とコモディティ化、エは技術高度化と対価低下・価格下落の関係を述べており、いずれもモジュール化・開発競争をめぐる適切な記述である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第5問)

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