問題
製造業ないし卸売業と小売業の間での商品情報を共有するための基盤として期待される GDS(Global Data Synchronization)に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1GDS 普及の阻害要因の1つとして、標準化された商品マスターが登録されるデータベースに接続するためのシステム投資が、新たに必要となる点が指摘されている。
- 2卸売業や小売業では、各社独自の商品マスター管理が不要になることから、コストダウン効果が期待されている。
- 3商品マスターの独自性が損なわれることから、小売業の競争力が損なわれる恐れが懸念されている。
- 4標準化された商品マスターを一括管理するための費用負担をどうするかという課題を克服する必要がある。
正解
3. 商品マスターの独自性が損なわれることから、小売業の競争力が損なわれる恐れが懸念されている。
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解説
GDS(商品マスターの世界的な同期化)は、標準化された商品マスターを企業間で共有して入力の重複や不整合をなくす仕組みである。商品マスター(属性データ)の標準化は、企業の競争力の源泉である品揃え・販売戦略そのものを規定するものではなく、これによって「小売業の競争力が損なわれる」とするウは趣旨が不適切。ア(接続システム投資)、イ(独自マスター管理が不要でコストダウン)、エ(一括管理の費用負担という課題)はGDSをめぐる論点として妥当である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 運営管理 第38問)
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