問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 ある地域スーパーマーケット・チェーンでは、買い物で集めたポイントに応じて配布するクーポンを地元の小・中学校に寄付でき、学校が芝生の運動場への改良工事費に充てられる社会的責任マーケティングを実施している。 (設問2) 社会的責任マーケティングに関する以下の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1インターネットをはじめとするメディアが発達した今日では、企業の非倫理的・非社会的行為に対する非難や糾弾の意見が、迅速かつ広範囲に伝播していく現象が顕著になっている。
- 2企業のソーシャル・マーケティング活動は、事業遂行における法令遵守が的確に行われていれば、十分な責任が果たされているといえる。
- 3ソーシャル・マーケティングの実践は、しばしば教育的要素をともなうため、いかに楽しくメッセージを伝達し、理解してもらうかが重要である。
- 4非営利組織や政府機関が社会問題などに直接的に働きかけるために実施されるマーケティング活動もソーシャル・マーケティングと呼ばれる。
正解
2. 企業のソーシャル・マーケティング活動は、事業遂行における法令遵守が的確に行われていれば、十分な責任が果たされているといえる。
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解説
社会的責任マーケティングやソーシャル・マーケティングは、法令遵守にとどまらず、倫理的・社会的な配慮や社会問題の解決への積極的な貢献までを求めるものである。イは「法令遵守が的確に行われていれば、十分な責任が果たされているといえる」とするが、法令遵守は最低限の条件にすぎず、それだけで社会的責任が十分に果たされるわけではないため、最も不適切。ア(非倫理的行為の急速な伝播)、ウ(教育的要素と伝達の工夫)、エ(非営利組織・政府機関のソーシャル・マーケティング)はいずれも妥当。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第30問 設問2)
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