問題
情報システム開発において、発注者と開発者とのコミュニケーションを円滑に行うために、また迅速で間違いのないシステム開発のために、多様なダイヤグラムが用いられるようになってきた。これに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1ER 図とは、データ中心設計法で用いられる表記法で、データ間の関連を描画する。
- 2UML とは、オブジェクト指向開発において利用される統一表記法である。
- 3ネットワーク図とは、オブジェクト間の関係とメッセージフロー等を構造的に表現する、UML のダイヤグラムの1つである。
- 4ユースケース図とは、システムにはどのような利用者がいるのか、その利用者がどのような操作をするのかを記述する、UML のダイヤグラムの1つである。
正解
3. ネットワーク図とは、オブジェクト間の関係とメッセージフロー等を構造的に表現する、UML のダイヤグラムの1つである。
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解説
本問は「最も不適切」を選ぶ点に注意。ウは誤り(不適切)であり、これが正解。「ネットワーク図」は UML のダイヤグラム名ではない。オブジェクト間の関係とメッセージフローを構造的に表現する UML のダイヤグラムは「コラボレーション図(コミュニケーション図)」または「シーケンス図」である。ネットワーク図は通信機器の接続関係を表す別の図種であり混同しないように。ア:ER 図(Entity-Relationship Diagram)は実体と関連を表す表記法で、データ中心設計(DOA)の中核手法であり正しい。イ:UML(Unified Modeling Language)は OMG によって標準化されたオブジェクト指向開発の統一モデリング言語であり正しい。エ:ユースケース図はアクター(利用者)とユースケース(操作)の関係を示す UML 図であり正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第15問)
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