問題
以下の表は、ポートフォリオA〜Iのそれぞれのリスクとリターンを示したものである。投資家がリスク回避的であるとき、選択されるべきポートフォリオとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただし、リスクはリターンの標準偏差で測られたものとする。

選択肢
- 1A
- 2C
- 3G
- 4H
正解
2. C
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解説
効率的フロンティアの概念に基づき、リスク回避的投資家は「同一リスクなら最大リターン」「同一リターンなら最小リスク」のポートフォリオを選好する(支配原理)。 表より各ポートフォリオの(リスク, リターン): A(3, 4) B(3, 5) C(3, 6) D(4, 4) E(4, 5) F(4, 6) G(5, 4) H(5, 5) I(5, 6) 【支配関係の検討】 ・リスク3のグループ:A(4), B(5), C(6)→C が最大リターン(A, Bを支配) ・リスク4のグループ:D(4), E(5), F(6)→F が最大リターン ・リスク5のグループ:G(4), H(5), I(6)→I が最大リターン 次に、リターン側で比較する。 ・リターン4のグループ:A(3), D(4), G(5)→A が最小リスク(D, Gを支配) ・リターン5のグループ:B(3), E(4), H(5)→B が最小リスク ・リターン6のグループ:C(3), F(4), I(5)→C が最小リスク したがって、効率的フロンティア上のポートフォリオは A, B, C, F, I のうち、支配されないもの。A(3,4)はBにより支配される(同リスクで高リターン)。B(3,5)はCに支配される(同リスクで高リターン)。よって最終的に支配されないのはC(3,6)、F(4,6)、I(5,6)のうち、リターンが同じならリスクが小さい方がよいため、C(3,6)が最も望ましい。同一リスクで最高リターン、かつリスクも最小のCが効率的ポートフォリオの中で最も支配的な位置にある。 選択肢からは「C」が最適解。よってイが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第18問)
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