問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 近年、具体的な製品価格の決定に当たり、PSM(Price Sensitivity Measurement)調査という方法が利用されるようになっている。PSM の基本的な考え方は以下のとおりである。 まず、消費者の受容価格に関する次の4つの質問がなされる。 ① どの価格で、その製品があまりにも安いので品質に不安を感じ始めますか。 ② どの価格で、品質に不安はないが、安いと感じますか。 ③ どの価格で、その品質ゆえ、買う価値があるが、高いと感じ始めますか。 ④ どの価格で、その製品があまりにも高いので品質が良いにもかかわらず、買う価値がないと感じますか。 下図の曲線 a〜d は、この4つの質問に対する回答を示しており、a と b は価格の低い方からの、c と d は価格の高い方からの累積回答率でグラフ化されている。 (設問1)調査の質問①〜④と、それぞれの回答率を示した図中の曲線 a〜d の組み合わせとして最も適切なものはどれか。

選択肢
- 1①:a ②:b ③:c ④:d
- 2①:a ②:c ③:b ④:d
- 3①:b ②:a ③:d ④:c
- 4①:c ②:d ③:b ④:a
- 5①:d ②:c ③:a ④:b
正解
5. ①:d ②:c ③:a ④:b
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解説
PSM 調査では、価格に対する消費者の評価を4つの質問でとらえる。質問①「安すぎて品質に不安」と②「安いと感じる」は価格の低い方から累積した曲線、質問③「高いと感じ始める」と④「高すぎて買わない」は価格の高い方から累積した曲線として描かれる。価格の高い方から累積する曲線(c と d)は右上がり、価格の低い方から累積する曲線(a と b)は右下がりとなる。図では a と b が右下がり(質問①②)、c と d が右上がり(質問③④)。さらに「安すぎて不安」(質問①)は「安い」(質問②)よりも厳しい条件なので、価格が低い側でより少ない人数しか反応せず、より急峻に下降する d、「高すぎる」(質問④)は「高いと感じ始める」(質問③)よりも厳しい条件で、価格が高い側でより少ない人数しか反応する b に対応する。よって①:d、②:c、③:a、④:b の組み合わせとなり、オが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第26問 設問1)
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