問題
選択肢
- 1企業活動における仕事の手順や顧客の特徴のように、情報的資源は日常の企業活動を通じて経験的な効果として蓄積される。
- 2企業活動における設計図やマニュアルのように言語や数値化されているような情報は、熟練やノウハウなどよりも模倣困難性が高くない。
- 3企業にとって模倣困難性の低い情報的資源が競争にとって重要ならば、特許や商標のような手段で法的に模倣のコストを高める必要はない。
- 4企業の特定の事業分野における活動で蓄積された情報的資源の利用は、その事業に補完的な事業分野に限定されない。
- 5企業のブランドやノウハウのような情報的資源は、その特殊性が高いほど企業に競争優位をもたらす源泉となる。
正解
3. 企業にとって模倣困難性の低い情報的資源が競争にとって重要ならば、特許や商標のような手段で法的に模倣のコストを高める必要はない。
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解説
情報的資源が競争上重要であり、かつ模倣困難性が低い(容易に真似される)ならば、特許権・商標権・営業秘密保護などの法的手段によって模倣のコストを高め、競争優位を維持する努力が必要となる。ウの記述は「必要はない」としており論理が逆で、最も不適切。よってウが正解。ア(情報的資源は日常活動を通じ経験的に蓄積される)、イ(暗黙知である熟練やノウハウの方が形式知の設計図やマニュアルより模倣困難性が高い)、エ(情報的資源は同時多重利用が可能で補完事業に限定されない)、オ(情報的資源の特殊性は競争優位の源泉となる)はいずれも情報的資源の基本特性として適切。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成24年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第3問)
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