問題
選択肢
- 1衰退期に入った業界の「金のなる木」事業と「負け犬」事業は可及的速やかに撤退し、成長率の鈍化した業界の「花形商品」事業の再活性化に多くのキャッシュを投入することが重要である。
- 2成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択と、競争優位性を期待できないが資金流出の小さい「負け犬」事業の中で市場成長率が低くとも高収益事業を選別することは重要である。
- 3プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方では、資金の流入は自社事業の成長率と市場の成長率、資金の流出は自社事業の競争上の地位(相対的な市場シェア)で決まる。
- 4プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、事業間のマーケティングや技術に関するシナジーを考慮して、複数事業に対して財務面を重視した資金の再配分のガイドラインとなる。
- 5プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの考え方は、自社技術開発、外部技術の導入、外部資金の再配分により、範囲の経済を達成して競争優位性を構築する業界に適用できる。
正解
2. 成長市場で競争優位の実現を期待できる「問題児」の選択と、競争優位性を期待できないが資金流出の小さい「負け犬」事業の中で市場成長率が低くとも高収益事業を選別することは重要である。
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解説
PPMは市場成長率と相対的市場シェアで4象限に分類し資金配分を決める枠組み。イは正しい。成長市場の有望な「問題児」への投資選択と、「負け犬」のうち高収益事業の選別(撤退判断)はPPMの重要意思決定。アは「金のなる木」はキャッシュ源で撤退対象ではない。ウは資金流入は相対シェア、流出は市場成長率で決まるため逆。エはPPMはシナジーを考慮しない点が限界。オはPPMは多角化企業の資金再配分が目的で範囲の経済達成ではない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成29年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第2問)
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