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経済学・経済政策難易度: 標準2020年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第2問

問題

【第4問(設問2)】人々の節約志向が高まって、貯蓄意欲が上昇したとする。このときの消費とGDPの変化に関する記述として、最も適切なものはどれか。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1消費が減少し、GDPも減少する。
  2. 2消費が減少し、GDPが増加する。
  3. 3消費が増加し、GDPが減少する。
  4. 4消費が増加し、GDPも増加する。

正解

1. 消費が減少し、GDPも減少する。

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解説

貯蓄意欲の上昇は消費の減少(基礎消費C₀の低下または限界消費性向cの低下)を意味し、貯蓄関数S=Y-Cが上方にシフトする。投資Iが一定なら新均衡では均衡GDPが低下する(「貯蓄のパラドックス」あるいは「倹約のパラドックス」)。よって消費が減少し、GDPも減少する「ア」が正解。個々の家計が貯蓄を増やそうとする合理的行動が、合計すると総需要不足を引き起こしマクロ経済全体としてはGDPの減少をもたらすという、ケインズ経済学の代表的逆説。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和2年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第4問 設問2)

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