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経済学・経済政策難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|経済学・経済政策 第1問

問題

医師不足・偏在、診療科の廃止など医療を取り巻く問題が多発している。病気になった人が、医療機関に行って受ける通常の医療サービスに関して、下記の設問に答えよ。 (設問1)この医療サービスの一般的な特徴として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1非競合性と非排除性を有さず、価値財でもない。
  2. 2非競合性と非排除性を有さないが、価値財である。
  3. 3非競合性は有しており、価値財でもあるが、非排除性を有していない。
  4. 4非排除性は有しており、価値財でもあるが、非競合性を有していない。

正解

2. 非競合性と非排除性を有さないが、価値財である。

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解説

通常の医療サービスは、ある患者が診察・治療を受けると、その時間・設備・医師の労力を他の人は同時には利用できないため「競合性」がある(非競合性を有さない)。また、料金を支払わない人を受診から排除できるため「排除性」がある(非排除性を有さない)。この点で医療サービスは公共財ではなく私的財に近い性質を持つ。 他方で、医療は人々の健康・生命に深く関わり、消費者の判断に委ねると社会的に望ましい水準より過少消費に陥りやすいことから、政府が供給を後押しすべきとされる「価値財(メリット財)」に該当する。したがって、非競合性と非排除性を有さないが価値財であると述べたイが正しい。よって正解はイである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第11問 設問1)

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