問題
あるプレス工程では、1人の作業者が以下のような手順①、②で作業を行っている。
手順① 作業aの後に作業bを行い、これを5回繰り返す。
作業a:材料置き場から鉄板を1枚取り出し、プレス機に投入して加工する。
作業b:加工が終わった鉄板を取り出し、加工済みの鉄板を入れるパレットに移す。
手順② 加工済みの鉄板5枚を入れたパレットを仮置き場に移し、手順①に戻る。
この手順①、②を1サイクルとして、ストップウオッチを使って時間研究を実施した結果、1サイクルの正味作業の観測時間の平均値は90秒、レイティング係数は110であった。次に、この作業者についてワークサンプリングを実施し、延べ500回の計測の中で余裕に該当するサンプルの数が60観測された。
この結果を用いて標準時間を求めたとき、この1サイクルの標準時間として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 190秒未満
- 290秒以上95秒未満
- 395秒以上100秒未満
- 4100秒以上
正解
4. 100秒以上
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解説
標準時間=正味時間×(1+余裕率)。正味時間=観測時間×レイティング係数=90×(110/100)=99秒。余裕率は外掛け法では余裕時間÷正味時間。ワークサンプリングから余裕率=60/500=0.12(12%)。標準時間(外掛け)=99×(1+0.12)=99×1.12=110.88秒。内掛け法なら余裕率=60/500=0.12で標準時間=99÷(1−0.12)=99÷0.88=112.5秒。いずれも100秒以上となる。よってエ(100秒以上)が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 運営管理 第16問)
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