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経営情報システム難易度: 標準2022年度

中小企業診断士 過去問経営情報システム 第25問

問題

ブロックチェーン技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を基に作られた一意で代替不可能なトークンであり、デジタルコンテンツに対応したNFTを発行することにより唯一性・真正性を証明できる。
  2. 2PoW(Proof of Work)とは、ブロックチェーン上に新たなトランザクションを追加するための合意形成メカニズムの1つで、承認権限を持つ人のコンセンサスで決める。
  3. 3スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に保存されたプログラムコードのことであり、暗号資産の取引に限定して利用される。
  4. 4ブロックチェーンネットワークでは、パブリック型、コンソーシアム型、プライベート型のいずれにおいても中央管理者を置くことはない。
  5. 5ブロックチェーンはブロック間のデータの連続性を保証する技術の1つであり、追加されたブロックが前のブロックのナンス値を保持することによって連続性が確保されている。

正解

1. NFT(Non-Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を基に作られた一意で代替不可能なトークンであり、デジタルコンテンツに対応したNFTを発行することにより唯一性・真正性を証明できる。

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解説

NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)はブロックチェーン上で発行される一意かつ代替不可能なトークンで、デジタルコンテンツの唯一性・真正性・所有権を証明できる仕組みであり、「NFTを発行することにより唯一性・真正性を証明できる」とする記述が正しい。PoWを「承認権限を持つ人のコンセンサスで決める」とする記述は誤りで、PoWは「計算競争(マイニング)」で先に有効なナンスを発見したノードが承認権を得る方式であり、「承認権限を持つ人のコンセンサス」はPoA(Proof of Authority)等の別方式。スマートコントラクトを暗号資産の取引に限定して利用されるとする記述も誤りで、スマートコントラクトはブロックチェーン上の自動実行プログラムだが、暗号資産取引だけでなくDeFi・NFT発行・サプライチェーン等幅広く利用される。いずれの型でも中央管理者を置かないとする記述も誤りで、コンソーシアム型・プライベート型は管理組織(中央管理者に近い役割)が存在する。前のブロックのナンス値の保持で連続性が確保されるとする記述も誤りで、ブロックチェーンの連続性を保証するのは「前のブロックのハッシュ値」を次のブロックが保持することによる(ナンス値はマイニングで探索する乱数値で、連続性の主機構ではない)。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和4年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 第25問)

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