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経済学・経済政策難易度: 2024年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第24問

問題

下図は、課税と給付を組み合わせた負の所得税の効果を考えるため、縦軸に可処分所得、横軸に当初所得を測り、45度線の直線ODを描いている。また、可処分所得(Yd)を示した直線ACは、 Yd=Y(1-t)+A で定義され、Yは当初所得、tは比例税率、Aは定額給付を表している。この図に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 当初所得がOからY2に増大するに従って、個人の純給付額は増加する。 b 当初所得がOからY1に増大すると、個人の可処分所得は増加する。 c 当初所得がY1のとき、当初所得と可処分所得の金額は等しくなる。 d 当初所得がY3のとき、追加的な所得に対して税が課されている。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1aとb
  2. 2aとc
  3. 3aとd
  4. 4bとc
  5. 5bとd

正解

5. bとd

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解説

負の所得税:Yd=Y(1-t)+A、傾き(1-t)<1で縦軸切片A>0の直線AC。45度線ODとの交点(Y=Yd)がY=A/tの損益分岐所得。a誤:純給付額=Yd-Y=A-tYは当初所得Yの増加とともに「減少」する(Yが大きくなるほど税負担が増え純給付は減る)。b正:可処分所得Yd=Y(1-t)+Aは、Yの増加に伴って傾き(1-t)>0で増加する。c誤:当初所得と可処分所得が等しくなる(Y=Yd)のは45度線ODとAC線の交点であるY=A/t(損益分岐点)であり、Y1ではない(Y1は損益分岐点より低所得の点)。d正:Y3が損益分岐点より右側(高所得)であれば、純給付はマイナスで実質的に税を支払っており、追加的な所得Y3に対しても限界税率tによる税が課されている。よってbとdの「オ」が正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 令和6年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第21問)

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