宅地建物取引士 問題集
検索練習・分散学習など科学的に効果が確かめられた学習法で設計した、基本無料の試験対策サービスです。試験範囲を体系的に学べる教材と豊富な問題演習を用意し、すべての問題についたくわしい解説で「なぜそうなるのか」まで理解しながら合格力を伸ばせます。
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宅地建物取引士 試験ガイド
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。例年20万人以上が申し込む国内最大級の資格試験で、契約前の重要事項説明など宅建士にしかできない独占業務があり、不動産会社には従業員5人に1人以上の割合で設置が義務付けられています。不動産業界への就職・転職はもちろん、金融・建設業界や一般企業でも評価されるため、法律系国家資格の登竜門として学生から社会人まで幅広い層が挑戦しています。
スキマ資格では、宅建試験の対策として、まとめノート・一問一答・予想問題に加え、35条書面と37条書面などの混同論点に特化した書面比較問題、頻出の数字や制度を早見表で覚える表まとめ問題を基本無料で提供しています。まずはこのガイドで試験の全体像を確認し、得点源になる宅建業法から演習を始めるのがおすすめです。
試験の基本情報
- 資格の種類
- 国家資格
- 実施機関
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)
- 合格率
- 15〜18%前後(毎年ほぼ固定的にコントロール)
- 受験者数
- 年間約20万人(申込ベース)。国家資格の中で最大クラス
- 受験料
- 8,200円(2025年度)
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 2時間(13:00〜15:00)/登録講習修了者は1時間50分(5問免除)
- 合格基準
- 合格点は年度により変動し、おおむね50点満点中 31〜38点。近年は35点前後で推移
出典: 一般財団法人 不動産適正取引推進機構「宅建試験実施データ」直近年度(2023〜2024年度)
宅地建物取引士とは
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家として国家資格者に与えられる「必置資格」です。宅地建物取引業法に基づき、不動産の売買・賃貸契約において「重要事項説明」「37条書面(契約書)への記名押印」といった独占業務を担います。宅建業者は事務所の従業員5人に1人以上の割合で宅建士を設置することが義務付けられており、不動産業界では欠かせない存在です。
年間の受験者数は約20万人(登録講習修了者を含めると申込ベースでさらに多い)と、国家資格の中でも最大クラス。合格率は15〜18%前後で毎年ほぼ固定的にコントロールされており、合格点は年により35点前後を推移します。50問4択・2時間という標準化された試験形式で、独学・通信・スクールどの学習スタイルでも対応しやすく、社会人・学生問わず幅広い層に人気です。
試験範囲は「権利関係(民法等)」「宅建業法」「法令上の制限」「税その他」の4分野。暗記中心の宅建業法を得点源に、権利関係の読解力と法令上の制限の細かな数字を押さえるのが攻略の王道です。不動産業界だけでなく、金融機関の融資部門、建設業、管理会社など、幅広い業界で評価される汎用性の高い資格です。
- 不動産取引に必要な「重要事項説明」「37条書面記名押印」などの独占業務を担う国家資格
- 宅建業者は従業員5人に1人以上の宅建士を設置する義務がある「必置資格」
- 年間約20万人が受験する最大クラスの国家資格。合格率15〜18%で毎年安定
- 50問4択・2時間のシンプルな試験形式で独学・通信でも合格を狙いやすい
- 不動産業・金融機関(融資)・建設業・管理会社など、業界を越えて評価される汎用性
試験の内容(科目・形式・合格基準)
宅建士試験は4分野・50問・2時間の4択マークシート試験です。合格点は50点満点中35点前後(年により変動)で、相対評価に近い運用により合格率は15〜18%に収まるよう調整されます。1発1日完結型の試験で、一次・二次のような段階試験はありません。
- 試験形式
- マークシート(PBT)
- 試験時間
- 2時間(13:00〜15:00)/登録講習修了者は1時間50分(5問免除)
- 解答形式
- 4択50問(登録講習修了者は45問)
- 合格基準
- 合格点は年度により変動し、おおむね50点満点中 31〜38点。近年は35点前後で推移
出題科目
権利関係(民法等)14問
民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法など、契約や権利の基本法令。読解力と条文知識が問われる。
宅建業法20問
宅地建物取引業法とその関連法令。免許・重要事項説明・37条書面・報酬額・保証金など、宅建士業務の中核。満点を狙う得点源科目。
法令上の制限8問
都市計画法・建築基準法・国土利用計画法・農地法・土地区画整理法など、土地利用に関する規制法令。細かい数字暗記が鍵。
税その他8問(うち5問は登録講習修了者免除)
不動産取得税・登録免許税・印紙税・所得税、不動産鑑定評価・地価公示、統計、土地・建物の基礎知識。
問われる力
- 民法条文・判例の読解力と、事例問題への当てはめ
- 宅建業法の細則を正確に暗記し、実務手続きの流れを理解する力
- 法令上の制限における面積・用途地域・届出要件などの数値暗記力
- 2時間50問というタイトな時間配分の中で確実に得点を積み上げる処理速度
試験日程・実施スケジュール
- 試験日:原則として毎年10月第3日曜日(コロナ禍の2020-2021年度は12月実施回も設けられたが、2022年度以降は10月のみ実施)
- 申込期間:7月上旬〜下旬(インターネット・郵送)
- 合格発表:11月下旬〜12月上旬
- 登録実務講習・資格登録・宅建士証交付:合格後の手続き
※登録講習修了者(5問免除)は45問・1時間50分で受験。試験日・受験料等は年度により変わるため、実施機関の公式サイトで最新情報をご確認ください。
合格率と難易度・必要な学習時間
合格率は例年15〜17%前後です。あらかじめ合格点が決まっている絶対評価ではなく、その年の受験者の成績をもとに合格点が決まる相対評価のため、合格ラインは年度によって変動します。おおむね7割前後の得点率が目安といわれますが、余裕をみて8割を目標に仕上げておくと安心です。
必要な学習時間は300〜400時間程度が目安とされています。1日1〜2時間の学習なら6か月〜1年、まとまった時間を確保できる方でも3〜6か月程度が標準的なペースです。法律の学習が初めての方は、権利関係の理解に時間がかかることを見込んで早めに始めましょう。
効率的な勉強法
まず「まとめノート」で4分野の全体像と頻出論点をつかみ、分野ごとに一問一答で思い出す練習を重ねるのが基本サイクルです。特に宅建業法は一問一答との相性がよく、繰り返すほど得点が安定します。
宅建業法で混同しやすい35条書面・37条書面・8種制限は「書面比較問題」で、用途地域や農地法の数字などの暗記事項は「表まとめ問題」で集中的に整理できます。試験1〜2か月前からは予想問題を本番と同じ50問形式で解き、2時間の時間配分や解く順番(宅建業法から着手する受験者も多くいます)を体に馴染ませておきましょう。
不動産系資格との関係・ダブルライセンス
宅建で学ぶ民法・借地借家法・区分所有法は、賃貸不動産経営管理士・マンション管理士・管理業務主任者の出題範囲と大きく重なります。試験時期も宅建が10月、賃貸不動産経営管理士とマンション管理士が11月、管理業務主任者が12月と続くため、同じ年に併願して知識を使い回す受験者も多くいます。
賃貸管理の分野に進むなら賃貸不動産経営管理士、マンション管理業界ならマンション管理士・管理業務主任者が代表的なステップアップ先です。スキマ資格ではいずれの資格の問題集も提供しているので、宅建で身につけた学習スタイルのまま次の資格に進めます。
取得後のキャリア
宅建士は不動産業界における必置資格として圧倒的な需要があり、資格手当(月1〜3万円)が付く企業も多い実利的な資格です。不動産売買・賃貸仲介だけでなく、金融機関の融資審査部門や住宅ローン窓口、建設業のデベロッパー、ビル・マンション管理会社など、不動産に関わる全業界で評価されます。独立開業(宅建業免許取得)の足がかりとしても王道です。
不動産業(売買・賃貸仲介)
重要事項説明や契約書への記名押印は宅建士の独占業務。仲介営業・店長・エリアマネージャーへの昇進要件となることも多い。
金融機関(融資・住宅ローン部門)
銀行・信金・信託銀行の不動産担保融資や住宅ローン審査部門で、担保物件評価や登記知識を活かす。
建設業・デベロッパー
マンション分譲・戸建分譲・再開発プロジェクトの販売部門や用地仕入部門で、宅建業法の知識が必須。
ビル・マンション管理会社
賃貸管理・PM(プロパティマネジメント)・AM(アセットマネジメント)業務で、契約実務の知識として重宝される。
独立開業(宅建業免許取得)
宅建業免許を取得して仲介業を開業する場合、専任の宅建士として自ら名乗れる。他士業(司法書士・税理士)との連携で不動産ワンストップサービスも展開可能。
- 宅建士登録者数(累計)
- 約115万人超
- 出典: 国土交通省「宅地建物取引業に関する統計」直近公表値
- 不動産業従事者数
- 約140万人
- 出典: 総務省「労働力調査」不動産業・物品賃貸業の就業者数
- 宅建業者数(全国)
- 約13万事業所
- 出典: 国土交通省「宅地建物取引業者数調査」直近公表値
- 受験者数
- 年間 約20万人
- 出典: 不動産適正取引推進機構「宅建試験実施データ」直近年度(2023〜2024年度)
- 「事務所に従業員5人に1人」という設置義務があるため、業界全体で慢性的に宅建士ニーズが存在する
- 資格手当(月1〜3万円)を支給する不動産会社が多く、取得による年収アップ効果が明確
- 合格後は都道府県への登録・宅建士証交付を経て初めて「宅建士」として業務可能(登録実務講習が必要な場合あり)
- 司法書士・行政書士・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士などとのダブル・トリプルライセンスで不動産ワンストップ対応が可能
よくある質問
Q.未経験・初学者でも合格できますか?
可能です。宅建士は不動産実務経験を前提としない試験で、毎年多くの学生・主婦・異業種社会人が合格しています。標準的な学習時間は300〜400時間程度で、宅建業法を得点源に権利関係・法令上の制限を積み上げるのが王道です。
Q.合格率はなぜ毎年15〜18%で安定しているのですか?
試験実施機関が毎年の合格点を調整することで、合格率をおおむね一定範囲に収めているためです。難化した年は合格点が下がり(31〜33点)、易化した年は合格点が上がる(37〜38点)傾向があり、絶対評価というより相対評価に近い運用です。
Q.合格すればすぐに「宅建士」と名乗れますか?
いいえ、試験合格後に(1)2年以上の実務経験または登録実務講習の修了、(2)都道府県知事への資格登録、(3)宅建士証の交付、という手続きを経て初めて宅建士として業務ができます。宅建士証は5年ごとに更新(法定講習の受講)が必要です。
Q.宅建士と他の不動産系資格との違いは?
宅建士は「取引の専門家」として重要事項説明などの独占業務を持つ国家資格です。マンション管理士・管理業務主任者は「管理」、賃貸不動産経営管理士は「賃貸管理」、不動産鑑定士は「鑑定評価」と役割が異なります。宅建士はこれら全てとシナジーがあり、ダブルライセンスの土台として最適です。
Q.独学でも合格できますか?
可能です。市販のテキスト+過去問(直近10年分)での独学合格者は毎年多数います。ただし法改正や統計問題は最新年度対応の教材が必須で、過去問演習と本サイトのようなスキマ学習ツールを組み合わせると効率的です。
Q.宅建の合格点は何点ですか?
相対評価のため合格点は毎年変動し、「◯点取れば必ず合格」という固定の基準はありません。過去の傾向ではおおむね7割前後の得点率が合否の分かれ目になることが多いため、模試や予想問題では50問中40問(8割)の正答を目標にしておくと安心です。
Q.5問免除(登録講習)とは何ですか?
宅建業に従事している方が登録講習を修了すると、修了後の一定期間、試験のうち問46〜50の5問が免除される制度です。免除対象は統計や土地・建物など「税その他」分野の一部で、免除者は残る45問を解答します。対象は宅建業従事者に限られるため、一般の受験者は50問すべてを解答します。
Q.勉強はいつから始めればよいですか?
学習時間の目安が300〜400時間程度のため、1日1〜2時間のペースなら試験の6か月〜1年前、集中的に取り組める方でも3〜6か月前には始めたいところです。理解に時間のかかる権利関係を早めに一巡させ、直前期は得点源の宅建業法と暗記分野の仕上げに時間を使う配分がおすすめです。
Q.宅建の次はどの資格を目指すのがよいですか?
学習範囲が重なる賃貸不動産経営管理士・マンション管理士・管理業務主任者が代表的です。特に賃貸不動産経営管理士は、宅建で学んだ民法・借地借家法の知識をそのまま活かせます。不動産とお金の提案力を高めたい方には、FP技能検定との組み合わせも人気です。いずれもスキマ資格で対策できます。
※試験日程・受験手数料・出題範囲などの最新情報は、必ず一般財団法人 不動産適正取引推進機構でご確認ください。本ガイドの内容は2026年8月時点の情報に基づいています。
最終更新:
試験実施情報は一般財団法人 不動産適正取引推進機構(RETIO)の公表値に基づきます。最新情報は実施機関の公式サイトをご確認ください。