問題
喫煙と医薬品の相互作用に関する記述として、正しいものはどれか。
選択肢
- 1喫煙は医薬品の薬効や副作用に影響を与えることはない
- 2喫煙によりテオフィリンの代謝が促進され、血中濃度が低下することがある
- 3喫煙はすべての医薬品の血中濃度を上昇させる
- 4ニコチン置換療法(禁煙補助薬)使用中は通常通り喫煙してよい
正解
2. 喫煙によりテオフィリンの代謝が促進され、血中濃度が低下することがある
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解説
正解は「喫煙によりテオフィリンの代謝が促進され、血中濃度が低下することがある」である。タバコの煙に含まれる多環芳香族炭化水素は肝臓の薬物代謝酵素CYP1A2を誘導し、これにより代謝を受けるテオフィリン等の分解が促進され、血中濃度が低下して効果が減弱することがある。したがって「薬効や副作用に影響を与えることはない」「すべての医薬品の血中濃度を上昇させる」は誤りである。また、ニコチン置換療法(禁煙補助薬)の使用中に喫煙を続けるとニコチンの過剰摂取となり、頭痛・動悸・吐き気等の症状を招く危険があるため「通常通り喫煙してよい」も誤りである。喫煙が酵素誘導を介して相互作用を起こす点と、禁煙補助薬使用中は喫煙を避ける点が頻出である。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習