表見代表取締役と取引の安全商法

20点 / 目安30
商法本試験では法律基本科目50標準

表見代表取締役と取引の安全

肩書を信頼した相手方の保護と、会社の帰責性の要否を問う

〔資料〕

F株式会社は、取締役Gに対し「専務取締役」という肩書の使用を認め、名刺や社内文書でもこの肩書が用いられていた。Gは代表権を有していない。

Gは、F社を代表する形式でH社との間に大口の売買契約を締結した。H社は、専務取締役という肩書からGに代表権があると信じており、そう信じたことに落ち度はなかった。

F社は、Gに代表権がないことを理由に契約の効力を否定している。

問題110点・320字以内

会社法354条が表見代表取締役の行為について会社の責任を認めている趣旨と要件を説明しなさい。

問題210点・340字以内

H社がF社に対して契約上の履行を求められるかを検討しなさい。あわせて、H社が重大な過失によって代表権のないことを知らなかった場合の結論にも触れなさい。

この問題文・資料は当サイトが論文式試験の出題範囲に沿って作成したオリジナルであり、本試験の過去問ではありません。