契約不適合責任
けいやくふてきごうせきにん
定義
引き渡された目的物が種類・品質・数量に関して契約内容に適合しない場合に売主が負う責任。
詳細解説
改正民法は従来の「瑕疵担保責任」を廃し、契約不適合責任に再構成した(民法562条以下)。買主は追完請求(修補・代替物引渡し)、代金減額請求、損害賠償請求、契約解除という4つの救済手段を持つ。これらは債務不履行責任の特則と位置づけられ、損害賠償には原則として売主の帰責事由が必要となる。買主は不適合を知った時から1年以内にその旨を通知しなければ権利を失う(民法566条)が、商人間売買では商法526条により検査・通知義務がより厳格になる。
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企業取引の法務
売買契約における契約不適合責任(改正民法)に関するア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを選べ。ア:買主は、引き渡された目的物が種類・品質・数量に関して契約内容に適合しない場合、追完請求ができる。イ:買主の追完請求権の行使には、売主の帰責事由が必要である。ウ:買主は、相当期間を定めて追完を催告し、その期間内に追完がないときは代金減額請求ができる。エ:契約不適合が買主の責めに帰すべき事由による場合でも、買主は代金減額請求ができる。
企業取引の法務
X社はY社にシステム開発を請け負わせたが、納品されたシステムに契約内容と異なる重大な不具合があった。改正民法の下での請負における契約不適合責任に関する記述として、適切でないものはどれか。
企業取引の法務
A社はB社との間で工作機械の売買契約を締結し、引き渡された機械に契約内容に適合しない欠陥(不具合)があった。この契約不適合責任に関する次の記述のうち、最も適切なものを①〜④の中から1つ選びなさい。
関連用語
よくある質問
Q. 契約不適合責任とは何ですか?
A. 引き渡された目的物が種類・品質・数量に関して契約内容に適合しない場合に売主が負う責任。
Q. ビジネス実務法務検定2級試験での位置づけは?
A. 企業取引の法務の重要用語です。出題頻度は 3/3 (★3)。 頻出のため確実に押さえておきましょう。