問題
意思表示の効力発生時期と相手方の状況に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1意思表示は、相手方が現実にその内容を読んで理解した時に効力を生じる
- 2相手方が正当な理由なく意思表示の通知の到達を妨げたときは、通常到達すべきであった時に到達したものとみなされる
- 3相手方が受領を拒んでも、意思表示は永久に効力を生じない
- 4意思表示の到達後に表意者が死亡すると、その意思表示は当然に無効となる
正解
2. 相手方が正当な理由なく意思表示の通知の到達を妨げたときは、通常到達すべきであった時に到達したものとみなされる
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
意思表示は相手方に到達した時に効力を生じる(到達主義・民法97条1項)。ここでの「到達」は相手方が了知可能な状態に置かれれば足り、現実に読んだことまでは要しない。相手方が正当な理由なく通知の到達を妨げたときは、通常到達すべきであった時に到達したものとみなされる(同条2項)。また表意者が発信後に死亡・意思能力喪失しても意思表示の効力は原則影響を受けない(同条3項)。読んで理解した時、受領拒否で永久に不発効、到達後の死亡で無効とする記述は誤りである。
一問一答
全400問を繰り返し学習