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取引・契約の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 一問一答取引・契約の法務 第38問

問題

贈与者の引渡義務に関する次の記述のうち、改正民法の下で最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1贈与者は、贈与の目的を特定した時の状態で引き渡せば足りると推定される
  2. 2贈与者は、有償契約の売主と同一の重い契約不適合責任を常に負う
  3. 3無償であっても、贈与者は完全な品質の物を引き渡す義務を必ず負う
  4. 4贈与者は、目的物に不適合があれば常に損害賠償責任を免れない

正解

1. 贈与者は、贈与の目的を特定した時の状態で引き渡せば足りると推定される

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解説

改正民法では、贈与者は贈与の目的である物または権利を、贈与の目的として特定した時の状態で引き渡し、または移転することを約したものと推定される(民法551条1項)。贈与は無償契約であるため、対価を得る売主のような重い契約不適合責任は原則として負わない。当事者が品質等について特約をすればそれに従う。常に売主同様の責任、完全な品質を必ず保証、常に損害賠償を免れないとする記述は誤りで、無償契約ゆえに責任が軽減される点が要点である。

一問一答

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