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取引・契約の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 一問一答取引・契約の法務 第54問

問題

契約の無効と取消しの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1無効も取消しも、一定期間が経過すると主張できなくなる点で全く同じである
  2. 2取り消すことができる行為は、取り消さなくても当然に無効である
  3. 3無効な行為は、当事者が追認すればいつでも当然に有効となる
  4. 4無効な行為は初めから効力を生じないが、取り消すことができる行為は取り消されるまで一応有効である

正解

4. 無効な行為は初めから効力を生じないが、取り消すことができる行為は取り消されるまで一応有効である

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解説

無効とは、法律行為が初めから効力を生じない状態をいい、原則として誰でも、いつでも主張でき、特別の主張を要しないのが基本である。これに対し取り消すことができる行為は、取り消されるまでは一応有効に扱われ、取消権者が取り消して初めて遡って無効となる(民法121条)。取消権には期間制限(同126条)がある。無効と取消しが全く同じ、取消可能=当然無効、無効でも追認で当然有効とする記述は誤りで、効力発生の有無と主張の仕方に本質的な違いがある。

一問一答

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