問題
意思能力に関する次の記述のうち、改正民法の下で最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1意思能力を欠く者がした法律行為は、取り消すことができるにとどまる
- 2意思能力の有無にかかわらず、契約はすべて有効に成立する
- 3法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効である
- 4意思能力に関する規定は、改正民法には存在しない
正解
3. 法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効である
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解説
改正民法は意思能力に関する規定を明文化し、法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は無効であると定めた(民法3条の2)。意思能力とは自己の行為の結果を判断できる精神的能力をいい、泥酔者や重度の認知症の高齢者などがこれを欠く場合がある。判断能力を欠く者を保護する趣旨である。取消しにとどまる、能力を問わず有効、規定が存在しないとする記述は誤りで、意思能力を欠く行為は取消しではなく無効となる点が要点である。
一問一答
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