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法体系・権利義務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 一問一答法体系・権利義務 第28問

問題

表見代理に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1表見代理が成立しても、相手方は本人に対して契約上の責任を一切問えない
  2. 2表見代理は、代理権があるかのような外観を信頼した善意無過失の相手方を保護する制度である
  3. 3表見代理は、相手方が代理権の不存在を知っていた場合にも当然に成立する
  4. 4表見代理は、本人に帰責性がまったくなくても常に成立する

正解

2. 表見代理は、代理権があるかのような外観を信頼した善意無過失の相手方を保護する制度である

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解説

表見代理とは、実際には代理権がない、または権限を越えた行為であっても、代理権があるかのような外観があり、その外観を正当に信頼した善意無過失の相手方を保護するため、本人に効果を帰属させる制度である(民法109条・110条・112条)。成立すれば相手方は本人に契約上の責任を問えるから、本人に契約上の責任を一切問えないとした記述は誤り。相手方が代理権の不存在を知り、または知り得た場合は保護に値せず成立しないため、代理権の不存在を知っていた場合にも当然に成立するとした記述も誤り。外観作出について本人側に一定の帰責性があることが前提であり、「帰責性がまったくなくても常に成立」とする記述も誤りである。外観法理に基づく取引安全保護が趣旨である。

一問一答

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