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法体系・権利義務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 一問一答法体系・権利義務 第43問

問題

信義誠実の原則および権利濫用の禁止に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1権利である以上、その行使はどのような態様でも常に正当と認められる
  2. 2信義誠実の原則は刑法にのみ適用され、民法には存在しない
  3. 3権利の行使および義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない
  4. 4権利の濫用に当たる行為であっても、権利者であれば必ず保護される

正解

3. 権利の行使および義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない

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解説

民法は冒頭で、権利の行使および義務の履行は信義に従い誠実に行わなければならないとする信義誠実の原則(信義則)を定め、あわせて権利の濫用を禁止している(民法1条2項・3項)。よって、権利の行使および義務の履行は信義に従い誠実に行わなければならないとした記述が正しい。権利の行使であっても、社会的に見て許容限度を超える濫用的な態様であれば正当とは認められず、保護されないことがあるため、「どのような態様でも常に正当」「権利者なら必ず保護される」とする記述は誤り。信義則は私法全般を貫く一般原則で民法に明文があるから、「刑法にのみ適用され民法に存在しない」も誤りである。

一問一答

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