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法体系・権利義務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 一問一答法体系・権利義務 第46問

問題

無効と取消しの違いに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1無効な行為も取り消しうる行為も、ともに取り消されるまでは有効である
  2. 2取り消しうる行為は、はじめから当然に効力を生じない
  3. 3無効な行為ははじめから効力を生じないが、取り消しうる行為は取り消されるまで有効である
  4. 4無効な行為は、取消権者が取り消してはじめて効力を失う

正解

3. 無効な行為ははじめから効力を生じないが、取り消しうる行為は取り消されるまで有効である

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解説

無効とは、法律行為がはじめから当然に効力を生じない状態をいい、誰の主張も要せず効力がない。これに対し取消しは、一応有効に成立した行為を、取消権者の取消しの意思表示によってさかのぼって無効とするものであり、取り消されるまでは有効に扱われる(民法121条)。したがって、無効な行為ははじめから効力を生じないが取り消しうる行為は取り消されるまで有効であるとした記述が正しい。無効な行為も取消しを要するとする記述や、取り消しうる行為がはじめから当然に無効とする記述は両者を混同しており誤り。意思能力を欠く行為は無効、制限行為能力者の行為は取消し可能というように、効果の違いを正確に区別することが重要である。

一問一答

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