問題
民法と商法の適用関係に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1商取引については、商法に定めがあっても常に民法が優先して適用される
- 2商人間の取引であっても、民法しか適用されず商法は適用されない
- 3商取引については、まず商法が適用され、商法に定めがない事項は民法が補充的に適用される
- 4商法は民法の一般法であり、民法は商法の特別法である
正解
3. 商取引については、まず商法が適用され、商法に定めがない事項は民法が補充的に適用される
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
商法は商人・商取引に関する民法の特別法であり、「特別法は一般法に優先する」原則から、商取引についてはまず商法が適用され、商法に規定がない事項は一般法である民法が補充的に適用される(商法1条参照)。したがって、まず商法が適用され商法に定めがない事項は民法が補充的に適用されるとした記述が正しい。商法に定めがあっても常に民法が優先するとする記述は優先関係が逆で誤り。商人間の取引にこそ商法が適用されるため「民法しか適用されない」も誤り。商法が特別法・民法が一般法という関係であって、これを逆にして商法を一般法・民法を特別法とした記述も誤りである。商取引を扱う実務では、両者の適用順序を正しく理解することが不可欠である。
一問一答
全400問を繰り返し学習