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法体系・権利義務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 予想問題法体系・権利義務 第6問

問題

意思表示に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 相手方と通謀してした虚偽の意思表示(通謀虚偽表示)は無効であるが、その無効は善意の第三者に対抗できない。 イ. 表意者が法律行為の重要な部分に錯誤があり、その錯誤が取引上の社会通念に照らして重要なものであるときは、原則としてその意思表示を取り消すことができる。 ウ. 詐欺による意思表示の取消しは、善意・無過失の第三者に対しても当然に対抗できる。 エ. 強迫による意思表示は、表意者を保護する必要が高いため、無効である。

選択肢

  1. 1ア・ウ
  2. 2ウ・エ
  3. 3ア・イ
  4. 4イ・エ

正解

3. ア・イ

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解説

アとイが適切。アは通謀虚偽表示が無効であり(民法94条1項)、善意の第三者に無効を対抗できない(同条2項)点で正しい。イも改正民法95条のとおり、要素の錯誤は「無効」から「取消し」に改められ、取引通念上重要な錯誤であることが要件となっており正しい。ウは不適切で、詐欺による取消しは善意・無過失の第三者には対抗できない(民法96条3項)。エも不適切で、強迫による意思表示は「無効」ではなく「取消し」の対象であり(民法96条1項)、しかも強迫の場合は第三者保護規定の適用がない。したがって適切な組み合わせはア・イの①である。

一問一答

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