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取引・契約の法務難易度:

ビジネス実務法務検定3級 予想問題取引・契約の法務 第10問

問題

債務不履行と契約の解除に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 債務者が履行期を過ぎても債務を履行しないこと(履行遅滞)は、債務不履行の一類型である。 イ. 債務の履行が不能であるとき、債権者は催告をすることなくただちに契約を解除することができる。 ウ. 契約を解除すると、各当事者は相手方を原状に復させる義務(原状回復義務)を負う。 エ. 改正民法では、契約を解除するためには債務者に帰責事由(落ち度)があることが常に必要である。

選択肢

  1. 1ア・エ
  2. 2イ・エ
  3. 3ア・イ・ウ
  4. 4ア・ウ・エ

正解

3. ア・イ・ウ

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解説

ア・イ・ウが適切。アは履行遅滞が債務不履行の典型である点で正しい。イも履行不能の場合は催告不要で直ちに解除できる(無催告解除、民法542条1項1号)ため正しい。ウも解除の効果としての原状回復義務(民法545条1項)を正確に述べており正しい。エは不適切で、改正民法は解除を「契約の拘束力からの債権者の解放」と位置づけ、債務者の帰責事由を解除の要件としない。帰責事由は損害賠償請求の場面で問題となる。したがって誤りはエのみであり、ア・イ・ウの組み合わせである③が正解となる。

一問一答

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