問題
商人・商行為に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 商人がその営業の範囲内で他人のために行為をしたときは、相当な報酬を請求することができる。 イ. 商行為によって生じた債務については、当事者の一方が複数いる場合、原則として各債務者は連帯して債務を負う。 ウ. 商人間の売買において、買主は目的物の検査・通知義務を負わず、いつでも契約不適合を主張できる。 エ. 商行為の代理人が本人のためにすることを示さなかった場合でも、その行為は本人に対して効力を生じない。
選択肢
- 1ア・エ
- 2イ・ウ
- 3ア・イ
- 4ウ・エ
正解
3. ア・イ
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解説
アとイが適切。アは商人の報酬請求権(商法512条)のとおりで、商人は営業の範囲内の行為に当然に報酬を請求できる。イも多数当事者の商行為における連帯債務の原則(商法511条1項)を正しく述べている。ウは不適切で、商人間売買では買主に目的物の遅滞なき検査・通知義務が課され(商法526条)、これを怠ると原則として契約不適合を主張できなくなる。エも不適切で、商行為の代理では非顕名でも原則として本人に効果が帰属する(商法504条本文)。民法の顕名主義の例外である点が重要である。よって適切な組み合わせはア・イの①となる。
一問一答
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