問題
A社はB社との間で継続的な商品供給に関する基本契約を締結しようとしている。契約書の作成・締結に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
- 1契約書を作成しなくても契約は有効に成立するため、企業間取引であっても契約書を作成する法的・実務的意義はない。
- 2契約書に「本契約に定めのない事項は両者協議のうえ定める」との協議条項を置くことは、紛争予防の観点から一般的に行われている。
- 3一定の金額を超える契約書には印紙税法に基づく収入印紙の貼付が必要となるが、印紙を貼り忘れても契約自体の効力には影響しない。
- 4②と③のいずれも適切である。
正解
4. ②と③のいずれも適切である。
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解説
最も適切なのは④(②③いずれも適切)。②は正しく、協議条項は契約に定めのない事態に備え誠実協議を約するもので、紛争予防の実務として一般的である。③も正しく、課税文書たる契約書には印紙税法上の収入印紙貼付義務があるが、貼付を怠っても過怠税の問題が生じるだけで契約の私法上の効力には影響しない。①は誤りで、契約は諾成で成立するとしても、契約書は合意内容の明確化・証拠化・紛争予防という重要な実務的意義をもち、企業間取引では作成が強く推奨される。よって②と③が共に正しく、④が正解である。
一問一答
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