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取引・契約の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定3級 予想問題|取引・契約の法務 第12問

問題

債務不履行に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 履行が可能であるのに正当な理由なく履行期を過ぎても履行しないことを履行遅滞という。 イ. 債務の履行が契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして不能であることを履行不能という。 ウ. 改正民法では、債務の不履行が債務者の責めに帰することができない事由によるものであっても、債務者は常に損害賠償責任を負う。 エ. 金銭債務の不履行については、不可抗力をもって抗弁とすることができる。

選択肢

  1. 1イ・ウ
  2. 2ア・エ
  3. 3ウ・エ
  4. 4ア・イ

正解

4. ア・イ

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解説

アは適切で、履行可能なのに履行期を徒過するのが履行遅滞である。イも適切で、債務の履行が契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして不能であることを履行不能という(民法412条の2第1項)。ウは誤りで、債務の不履行が契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして債務者の責めに帰することができない事由によるものであるときは、債務者は損害賠償責任を負わない(415条1項ただし書)。債権者が債務者の故意・過失を立証する必要はないが、債務者が自己に帰責事由がないことを立証すれば免責される。エも誤りで、金銭債務の不履行については不可抗力をもって抗弁とすることができない(419条3項)。金銭はいつでも調達できる前提で扱われるためである。債務不履行の3類型と金銭債務の特則を押さえる必要がある。よってア・イが正しい。

一問一答

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